|ギリシャ語|ラテン語

古典ギリシャ語を独学で勉強する過程を公開。間違えやすい部分や要点などのみ列記します。

■2002/8/4
購入図書:「エクスプレス 古典ギリシャ語」荒木英世著 白水社

■2002/8/11
参考になるサイトなどを調べた結果。

【間違えやすい・覚えにくいアルファベット】
驚いたことに、Macのシステム9.2では読みを入れるとほとんどが変換可能。 ただし、Mac、Windowsどちらにしろ、きちんと記号付きの文字をwebで表示するためには、いろいろと面倒な手続きが必要なようだ(Macは北野研究室 、Windowsは古典ギリシア語事始を参考)。文字GIFを使えばどの環境でも見られるが、どうするかは今後の課題にしておく。

(大文字)
Γ :ガンマ。発音は「g」。書く時は先に縦線を書いてから上の線を書く。
Δ:デルタ。発音は「d」。書くときは、右斜線から一筆で書く。
Λ:ランブダ。発音は「g」。書くときは左下から上がって下がる。
Ξ:クシー。 発音は「x」。
Ρ:ロー。発音は「r」。
Y:ユー。
Φ:ピー。( ファイ、と入力すると変換可能)。先に○を書く。
Χ:キー。
Ψ:プシー。発音は「ps」。
Ω:オメガ。発音は「オー」。「ア」と「オ」の中間のような音で常に長く発音。

(小文字)
δ :デルタ。書く時は上から右側に書く。
λ:ランブダ。γ、κ、χ、ξの前に来た時には「g」ではなく「n」と発音。
ζ:ゼータ。発音はもとは「zd、dz」で次第に「z」。
η:エータ。「あ」と「え」の中間の音。長母音で常に長く発音する。
θ:テータ。
μ:ミュー。左下から書きはじめる。
ν:ニュー。下部を尖らせる。
ξ:クシー。発音は「x」。
ρ:ロー。ラ行に似た音。
σ:シーグマ。発音は「s」。円の右側から書き続けて上の棒を書く。
φ:ピー。
χ:キー。 発音は「kh」
ψ:プシー。発音は「ps」。
ω:オメガ。発音は「オー」。「ア」と「オ」の中間のような音で常に長く発音。

2重母音で間違えそうな発音  ου: ウー

紛らわしい閉鎖音の発音

  無声 無声帯気 有声
唇音 π
ピー

φ
破裂するプ

β
歯音 τ
タウ
θ
破裂するト
δ
口蓋音 κ
χ
発音は「kh」
γ

 

【気息記号】
有気記号 は、Hの変形でハ行の発音。
 語頭のυとρは常に有気記号がつく。υはヒュの発音となる。

【アクセント】

鋭アクセント
右から左へ)
高く発音。最後の音節(ultimaという)に鋭アクセントがついてる言葉を鋭調語(oxytone,オクシトーン)と呼ぶ。
重アクセント
左から右へ )
低く発音。一番最後の音節につく。
曲アクセント
(^山形 )
上がって下がる発音。長母音か二重母音につき、実質的には無アクセント。



【句読点】
終止符(.) 
コンマ(,)  
コロン(・) ※英語のコロン、セミコロンにあたる
疑問符(;)  語の並びは平叙文と同じ。

■2002/8/18
煩わしい格変化。挫折気味。

■2002/9/1
なんとか格変化についてまとめてみる。

■2002/9/16 
アクセント、気息記号表示のために、入力用文字GIF作成

  単数 複数
各【】は英語に場合 男性 女性 中性 男性 女性 中性
主格(nom.)
〜は(が) 【主語】
属格(gen.)
〜の  【所有格】
与格(dat.)
〜に 【間接目的語】
対格(acc.)
〜を 【直接目的語】
呼格(voc.)
〜よ!


■2002/11/10
購入:「エクスプレス 古典ギリシャ語」荒木英世著 白水社  別売カセット
※新宿の紀伊国屋でやっと発見!


 

 

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